脳の形状記憶
長時間座っていて、立ち上がった時、長時間運転していて車から降りた時にからだが強張って腰や背中が痛いと感じた方はたくさんいいると思います。
これは、長時間同じ態勢を取っていると脳がこの座った姿勢が普段の姿勢と認識し、座っていることが楽に出来るように体の筋肉をコントロールしたことによるもので、違う姿勢に移るときにコントロールされた筋肉を無理に動かすことで起きる一種の筋肉痛なのです。
これは、日常生活の中で無意識に悪い姿勢(足組み、横座り、猫背など)を取り続けると、その姿勢が楽になるように脳が形状記憶し、筋肉をコントロールします。
このため、悪い姿勢から起きる腰痛、背中の痛みなどは生活習慣病なのです。
同じ姿勢を長時間取らないようにすることで、これらの痛みを予防することが出来ます。