うつ症を整体で治療
身体がだるい、気が重い、居所がない、何も手に付かないなどの症状の患者さんが、たまにお見えになります。症状的には、うつ症または疑似うつ症と同じ症状です。
このような症状を訴える患者さんを診察すると、頑張り屋さんで一人で物事を抱え込むタイプが多く、私生活でのストレス、仕事先でのストレスで精神的に追い込まれ(自分で追い込んでいく場合が多い)うつ的な症状を発症し、時にはパニック症まで併発しています。 このような方は、治療院で良いと言われたことを試しては、短期間に改善されないと色々な治療院を渡り歩き、結果、高額な治療費を支払ったにも関わらず症状が改善されないばかりか、私は治らないんだだと思い込み、更に症状が重くなる場合があります。当然、神経内科で向精神薬、睡眠薬等の投薬治療も行っています。
うつ的症状を訴える患者さんの共通した身体的な特徴は、「極度の冷え性(体温が35度台)」「身体が硬い」「慢性疲労(肝臓、腎臓が重い、痛い)」「多様な痛み(頭痛、首の痛み、肩こり、背中の痛み、腰痛、関節痛など)」などが有ります。
逆に言えば、これらの症状を改善すれば、うつ症的症状が改善されると言うことです。 特に身体の冷えは、向精神薬、睡眠薬等の投薬治療の副作用が大きく関わっており、投薬を続けることでうつ症状が慢性化すると考えられます。
当院では、食養生の指導と定期的な整体治療(1回/月)、週1,2回の温熱治療(宝石岩盤浴)、自宅でのストレッチ体操(体操指導)により冷え性の改善、姿勢矯正を行い、うつ症的症状の改善を行っています。
当院に通院中の方の事例では、食養生、温熱治療、整体治療で約6ヶ月で投薬治療をしなくても睡眠が十分取れ、体温も+0.5度となり、36度台に改善され、パニック症は発症しなくなり、気が沈んでいたが、軽くなったと自覚していただいています。
「健全な精神は、健全な肉体に宿る」のとおり、健全な肉体無くして健全な精神は保てません!! まず身体の歪みを取り除き、冷え性を改善し、健全な肉体を取り戻すことが心の病を治すことになります。治療を焦っては、良い結果に繋がりません!! ゆったりと構え必ず治ると信じ治療に取り組みことが、結果、早道なのです。