腰、肩、膝などの辛い痛みをケア
腰痛
、腰痛と言ってもいろいろな痛み方があり、大きくは次の4つに大別できます。
・背中の痛み(胸と腰の間)・・・・・・上部腰椎あたり
・腰の痛み・・・・・・・・・・・・・・中部~下部腰椎
・腰とお尻(殿部)のつけねの痛み・・・下部腰椎
・殿部(お尻)の痛み・・・・・・・・・骨盤
、また腰痛の原因も様々で代表的なものとして、椎間板・靭帯・筋肉・筋膜・関節の問題(5個ある腰の骨の関節(椎間関節)・骨盤との腰仙関節・病理的な問題(腫瘍、感染症など)などが原因として考えられます。
、上記が単独で発生している事は少なく、ほとんどが複合的に発生しています。これらを充分に検査、確認し原因、痛みになどの症状にあった施術をしていきます。 急性腰痛(日常の中で突発的に発生するギックリ腰)日常生活の中で、腰の構造に負担をかけて疲労してところに(自覚があるなしは別です)無理な負荷(一般的に腰の部分を前屈(前かがみ)、回旋(捻れ))が加わり発症します。
、ぎっくり腰(急性腰痛症)の発生時の応急処置法としては、安静にし、ビニール袋に氷と水を入れタオルで包み(タオルなしで直接患部につけることはやらないでください)、患部(痛いところ)に1時間に15分だけ冷却してください。それを何回か繰り返していくことで、痛みを緩和させることが出来ますが、運動やお酒、お風呂は 控えてください。尚、この応急処置は一般的な方法です。各自の責任にて行ってください。
、腰痛について患者さんの表現では、「へなへなと力が抜け起き上がれなくなった」「動かすと激痛が発生する」「立ち上がれないでのトイレにも行けない」「音がして(ブチ)なんか変だと思ったらしばらくしたら痛みがやってきた」「体を反ると、ギックとした」など様々です。当院では、骨盤の歪をはじめ全身の歪を調整し、痛みの原因を解消させるととも、ご自身で行うストレッチ体操を指導し、早期快復をお手伝いしています。
肩こり、肩痛
、肩こりの原因は、頭を支える為に過度の負荷を受ける肩(筋組織)がうっ血(血液循環の不良)し疲労回復できない状態になっています。 頭は、背骨に載り重心が体の中心を通っています。つまり、頭(5kg~7kg)の重心が 前方に移動し、その重さを首から肩の後ろ側の筋肉、関節で支えているのです。
※ 注意:内臓疾患(心臓、肺、胆嚢、横隔膜等の疾患、頚椎ヘルニア他からの関連 痛)からくる肩こりもあります。
、肩こりの方の多くは、仕事でのパソコン作業やスマホゲームで頭を前方に突き出し猫背気味にしている姿勢、横から見ると、頭を支える為、首から背中にかけて負担が大きい状態です。日常的に頭を前に突き出すような生活スタイルを続けるとどうしても肩の筋肉、その他の組織 (靭帯、脂肪、関節)に負荷をかけてしまいます。 日常の中で少しずつ姿勢の改善を行っていくことが肩こりとの決別への近道だと思います。
、また、四十肩や五十肩と呼ばれている肩の痛みがありますが、これは痛みの状態を表している状態で病名ではありません。またこの症状が発生するメカニズムや原因は現在のところはっきりわかっていませんが、症状はある日突然発生すると言われています。ズキンとする痛みが肩を襲い、腕を挙上できなくなる。Tシャツやセーターを着るのにも一苦労といった状態となります。急性期にはとりわけ痛みがひどく眠れないといった方もいるほどです。慢性期になると、「腕が挙がらない」「肩の高さまでは上がるけどそれ以上挙げると痛みがでる」などの症状が続きます。
、当院では、身体全体の歪を正しい姿勢に調整し 、硬縮した組織(こり)、伸張・収縮できない筋肉の緩和、神経筋の改善することにより、肩の痛みを引き起こしている肩関節、筋肉、腱を正常な状態に快復させると共に正常な状態を維持するための自宅でのストレッチ体操を指導しています。
膝痛
、膝痛は、膝の筋肉、腱、靱帯の損傷により発生しています。膝痛の原因は、「過度な運動」「加齢による筋組織の劣化」「外的な衝撃」などが有ります。
、加齢に伴い、中高年の方でもっとも多いのが変形性膝関節症です。膝の関節は、大腿骨と脛骨のつなぎ目のことを言います。関節は、骨と骨とが直接 こすりあわないように関節軟骨という弾力のある組織で覆われています。関節の間 には、半月板という軟骨があり膝の負担をやわらげるクッションの役割りをしていますが、この関節軟骨が磨り減っていく疾患が「変形性膝関節症」です。ほとんどが内側の関 節軟骨のみが磨り減ってきます。そして進行するとO脚となります。
、初めは、膝のこわばりや違和感から初まり、年齢と共に進行してます。徐々に痛みへ変わってきます。歩行時・膝の曲げ伸ばし・悪くなるとじっとしていても痛みが引かず夜間痛も起こります。関節炎が起こると水(関節液)が溜まり関節包や靭帯が厚く硬くなり膝関節が屈曲・伸展できなくなります。そうなると日常生活で正座もしゃがむことも出来なくなります。通常は、50歳を越えた頃から起こる疾患ですが若い頃からのからだの歪が大きく影響しています。
、当院では、全身の歪を調整し、電子温灸や皮鍼により痛みの原因を解消させるととも、ご自身で行うストレッチ体操を指導し、早期快復をお手伝いしています。